森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民

(C)幻視社
2022年3月19日(土)公開
タイ北部ナーン県のフワイヤク村は、300人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富だ。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。  伊藤とカメラは国境を超えて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたして今も狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか? 21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか?
ノマド生活を送る少数民族の撮影に世界初成功した、映像人類学のドキュメンタリー映画。
公開日
2022年3月19日(土)
監督
金子遊
製作
幻視社
撮影
金子遊
編集
金子遊
製作年
2019
製作国
タイ/ラオス/日本
配給会社
オムロ幻視社

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